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長ねぎ(以下 長)「久しぶりですね、ご主人様」
玉ねぎ(以下 玉)「そうだな。ちょっとパソコンの調子が悪くてな・・・」
長「パソコンの調子が悪いときこそ、家にこもってないで外に狩りに行くべきなんじゃないんですか!!??」
玉「ん?えと・・・そういうことじゃないっていうか・・・ほら、もっと根本的な問題っていうか・・・まぁ頑張ってるところ言いづらいからはっきりとは言わないけど・・・」
長「随分と歯切れが悪いですね・・・。ホントはパソコンの調子が悪いっていうのは嘘で、遊んでたんじゃないですか?」
玉「いやだから・・・まぁいいやごめんなさい」

二人の話している次元が違うことはわかっていたが、玉ねぎはめんどくさかったのでとりあえず謝った。

玉「さて、気を取り直して、今日は宝探しにでも行きますか。」
長「おお!こそこそ貯めていた地図を使うときがきたのですね!」
玉「うむ。さっそく一つ目の赤い屋根の地図を頼りに、宝探しに行ってみよう!」


移動中


玉「ここか・・・」
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長「あからさまに怪しいですね・・・。まさにお宝スポットってかんじ。」
玉「そうだな。ていうかこんなに怪しかったら、地図とかなくても見つけられるんじゃね?」
長「確かに・・・」
玉「じゃあさ、地図になんか書いてあるけど、それを見ないで見つけられるか試してみない?」
長「お、いいですね。じゃあどっちが先に見つけられるか競争しましょう!」
玉「負けた方肉まんおごりね」




一時間後



長「ぜ、全然見つかりませんね・・・」
玉「そ、そうだな・・・こんなにありそうなのにないな・・・。もう疲れたから地図見ちゃおっか。」
長「そうですね」
玉「どれどれ・・・



ええぇ!?ここでアレを使っちゃうの??」
長「それにアレの使いかたもおかしいですよ!!こんな使い方しちゃったらそっちが負担でかすぎて消費電力がやばいことに・・・」
玉「場所もおかしいしな・・・普通こんな狭いところで使うもんじゃないだろ」
長「ですよね・・・書き間違いでしょうか?」
玉「うーん、でもあれだけ捜してなかったわけだから、とりあえず言うとおりにしてみよう」
長「わかりました・・・」



ポチッ



どかーん




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玉&長「うそぉ!!??」

長「こ、こんなに大きいものがあったなんて・・・信じられない・・・」
玉「でも言われてみれば盲点だったな・・・」
長「そうですね・・・。完全に人間の、いや、生物の盲点を突いた隠し方でしたね」
玉「いやー勉強になった。よし、ミグルの森の地図の方も行ってみよう!」
長「はい!」






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玉「ここか・・・」
長「一見何もないですね」
玉「そうだな。さっきのこともあるから、ここは最初から地図を見よう。どれどれ・・・まずはこの木の皮を一枚剥いて・・・」


ごそごそ

ささっ




どーん

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玉&長「おお~」


長「今回もすごかったですね・・・まさか枯れ草を使ってあんなトリックがしかけられていたなんて・・・」
玉「うむ。この宝を隠したヤツはよっぽどの天才だったんだろうな」
長「それは間違いないですね。でもそれにしては、宝の中身がしょぼいですね・・・」
玉「きっと隠す方に全力を使い切っちゃったんだろうな・・・」
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長ねぎ(以下 長)「そういえば、あの団子作りの名人さん、任務完了の時になんか意味ありげなこと言ってませんでしたっけ?」
玉ねぎ(以下 玉)「気のせいだろ」
長「絶対言ってましたよ!ほら、砂糖・小麦粉・卵を全部そろえたら宝箱がもらえるとかもらえないとか・・・」

玉「言ってたかなぁ」

長「ははーん。わかりましたよ。ご主人様友達いない上に臆病だからアイテム交換とかしたくないんでしょう!図星?図星かなぁ?」
玉「・・・くっ・・・なんて性格の悪い精霊なんだ・・・」
長「性格の悪さはご主人様譲りですよー」


かなりムッとしたが、玉ねぎは自分の性格が悪いのはよくわかっているので黙っていた。


長「ほら!これをきっかけに友達ができるかもしれませんよ!思い切って交換に行ってきたらどうです」
玉「わかったよ・・・じゃあ行ってくるからここで待ってて。長ねぎみたいな性格の悪いやつが一緒にいたんじゃ、友達なんてできっこないからな」
長「ふぁーい」


5分後


玉「ただいまー」
長「はやっ!!もう交換終わったんですか?」
玉「ん・・・まぁ、うん。」

怪しい。とてつもなく怪しい。友達がいない引っ込み思案で礼儀を知らないご主人様みたいなやつが、たった5分で交換相手を見つけ、滞りなく交換を済ませられるわけがない。長ねぎは玉ねぎの嘘を2秒で見破った。

長「ご主人様・・・さてはオークションで買ってきましたね??
玉「ギクリ
長「口でギクリって言う人初めて見ましたが・・・それじゃ全然ダメじゃないですかー。そんなんだから友達ができないんですよ~」
玉「まぁまぁ、とりあえずブツは手に入ったんだし、宝箱と交換しに行こうよ」

長ねぎとしては玉ねぎに友達ができるかどうかよりも、宝箱の中身のほうが気になったので黙ってついていくことにした。


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玉「よし、開けるぞ・・・」
長「ゴクリ」
玉「口でゴクリって言うやつ初めて見たわー」
長「さっきの仕返しはもういいですから、早く開けてください」

玉「よし、開けるぞ・・・えいっ





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長「・・・アミですね・・・」
玉「・・・アミ・・・だな」
長「散々材料集めに走り回らせた人に対して、お礼がアミって・・・あの人何を考えてるんでしょうね・・・」
玉「やっぱり団子のことしか考えてなんじゃないかなぁ」
長「そのようですね・・・」


二人は抗議に行こうかとも考えたが、使用期限が三日ではなく永久だったので抗議に行くのはやめた。
長ねぎ(以下 長)「ご主人様。あそこに困ってそうな人がいますよ。」
玉ねぎ(以下 玉)「本当だ。あからさまに困ってそうな人がいる。」
長「見るからに困ってそうですし、助けに行きましょうよ。」
玉「そうだなぁ・・・。『困っている人を見かけたら助けるべし』っていう死んだおじいちゃんの教えもあるしな・・・」
長「なかなかRPG向けの教えですね。」
玉「・・・え?RPG向け?じゃあシューティング向けの教えとかもあんの?」

長「『迷ったら動くべし』」

玉「じゃあ格闘ゲーム向けは?」

長「『常に先を読むべし』」

玉「恋愛シュミレーション向け」

長「『女心と秋の空』」

玉「声ちっさ!どうせ恋愛シュミレーションは想定してなかったから、適当に答えたんだろー」
長「そんなことはもういいですから、あの人を助けに行きましょうよ!」
玉「はいはい」

二人はおずおずと話を聞きに行った。

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玉「どうやら団子の材料を集めてきて欲しいらしいな。」
長「みたいですね。しかし、団子作りの名人だけあって、おいしそうですね・・・ジュルリ
玉「まてまて。別にあの人の体が団子になるわけじゃないからね?そんなアンパンマンシステムじゃないから」
長「そうなんですか・・・ちょっと残念です。」
玉「わけのわかんないこと言ってないで、材料集めに行こうぜ」
長「ふぁーい」

こうして二人は香料を集めに各地を周った。

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長「結構いろんなところにありますね。」
玉「そうだな。よし、これで香料は集め終わったぞ。」
長「次はいよいよ山賊を倒しに行くんですね!」

二人はリゾートで有名な憧れのアングア島に向かった。

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玉&長「ででで出たーーー!!」

長「よ、予想以上に怖い顔してますね・・・」
玉「うん・・・武器もなんだか一癖も二癖もありそうだぞ。いい匂いがするところなんて特に怪しい・・・」

山賊は持っている武器を玉ねぎに向かって振り下ろした!

玉「うわっあぶねっ!この武器やっかいだぞ・・・串による串刺しをなんとかかわしても、熱々の食材が当たってダメージを受ける!二段構えの攻撃だ・・・」
長「手ごわいですね・・・」
玉「まてよ?所詮食べ物なわけだから・・・長期戦に持ち込んで、相手がお腹が減って自分の武器を食べちゃうのを待つってのはどうだ?食材がなくなればただの串だから、まだ戦いやすいはず!」
長「おお!いつになく冴えてますね!」
玉「そうと決まれば、適度に逃げるぞ!」

二人はグアムと肩を並べるリゾート地アングア島を逃げ回った。
逃げ回ってる途中で、たまたま通りかかった高レベルの人に助けてもらい、無事討伐に成功した。

長「いや~作戦が見事に的中しましたね!」
玉「まったくだ!今はイベント中だから、他のプレイヤーが結構いるはずだという私の読みが見事に当たったなぁ」
長「よかったよかった」
玉「めでたしめでたし」
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2009.09.27 我慢の限界
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玉ねぎ(以下 玉)「長ねぎよ。」
長ねぎ(以下 長)「どうしたんですか?珍しく真剣な顔しちゃって・・・。トップからいきなり私の画像を載せたくなるほど私が好きなのはわかりますが、もうちょっとリラックスしていかないと・・・」
玉「違うわボケ!!!」
長「ひぇっ・・・ ご主人様とりあえずこの牛乳でも飲んで落ち着いてください」

長ねぎが差し出した牛乳を玉ねぎは勢いよく叩き落した。
コップが割れ、牛乳が飛び散り地面はいい感じに白くなった。

長「ちょっとちょっと!穏やかじゃないですね・・・一体なんなんですか?」
玉「長ねぎ・・・おまえ一体何回ひとつ眼のレッグガードの製造に失敗してると思う?」
長「・・・そのことですか・・・。お言葉ですが、ご主人様がサイダーケチったりしなければ今頃は・・・」

ドサリ

玉ねぎは脇から大きな袋を取り出した。
その中には大量のサイダーが入っていた。

玉「これで文句ないだろう?」
長「ゴクリ・・・」
玉「さぁ作ってくれ」
長「いや、でもですよ、やはり難しい作業ですから100%うまくいくとは保障できないわけでして・・・」
玉「言い訳はもう聞かん!!」

玉ねぎの堪忍袋の緒は完全に切れていた。

玉「これで作れなかったら

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魔法を使ってこの姿にして、暗黒の沼地に捨て置く。まぁせいぜい乱れ沼ワニと一生仲良くすごすんだな。」
長「そんな殺生な・・・。そもそもそんな罰はミグル保護法に違反しています!!」
玉「ふふん、馬鹿め。ニュースを見ていないのか?新政権の新しい方針によってミグル保護法は廃止されたのだよ!」
長「そ、そんな馬鹿な・・・」
玉「新政権で新しくミグル管理省の大臣に就任した『見具 類矢(みぐ るいや)』は極端なミグル敵対派で有名だからな。おそらくこれからもっと規制は緩和されていくと思うぞ。」

長ねぎは絶望で目の前が真っ暗になった。

長「マンガとミグルが好きだった麻○政権が懐かしい・・・」
玉「今はもう鳩○の時代なのだ。さぁ、ひとつ眼のレッグガード作るんだ長ねぎ!!

長ねぎはよろよろと立ち上がると製作に取り掛かった。
もはや失敗は許されない・・・



経つこと30分・・・





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長「ご、ご主人様!!や、やりました!!!」
玉「よくやった長ねぎ!!」

玉「・・・ひどいこと言って脅したりしてゴメンな・・・」
長「いえ、私がもっとしっかりしていれば・・・」
玉「長ねぎ・・・」
長「ご主人様・・・」

二人は涙を流しながら強く抱き合った。
玉ねぎ(以下 玉)「スキルが戻ったことだし、狩りでも行こうと思うんだ」
長ねぎ(以下 長)「あんだけ騒いでいた割りにいやにあっさりしてますね・・・。でも久しぶりの狩りは楽しみです!今日は張り切ってサポートしますよ!」
玉「いや、今日はキミは採集にでも行っててくれ」
長「え・・・でも・・・久しぶりだし一人はちょっと危険なんじゃないですか?」
玉「いや、久しぶりだからこそ頼れる別の助っ人を呼んでおいた」



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長「え・・・?ウサプーが頼れる助っ人・・・?ていうかご主人様まで緑ウサプーになる意味はあるんですか・・・?」
玉「ノリ」
長「いや、ご主人様がウサプーな件はとりあえず置いておくにしても、絶対ウサプーなんて戦力になりませんよ!役立たずのクズですって!そんな出来損ないの足手まとい連れて行くぐらいだったら私を連れてってくださいよ!!」
玉「相変わらずさりげなく毒吐くね・・・。私だって以前はウサプーなんて役に立たないと思っていたさ。でも先日ウサプーを気まぐれで連れてったら凄かったんだよ、コレが。この写真を見たまえ」


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玉「HPも減ってきてちょっとやばいかな・・・と思った瞬間だった。キルアの絶以上に完全に気配を殺しきったウサプーが敵の後ろから忍び寄って・・・」





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玉「絶妙のヒザカックン!!!」



長「・・・」
玉「と、いうことなんだ。ご理解いただけたかな?」
長「もう反論する気も失せました・・・勝手にしてください・・・」
玉「そうか!じゃあ行ってきまーす!」

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